「地方に仕事と暮らしを同時に創出する」新たな移住のかたち

概要

2025年6月付で、南あわじ市の空き物件を活用して開設した自社水耕栽培ショールーム「あわじのはたけ」にて、都市部から移住した2名で結成された運営チーム「S’n’Sベジファーム南あわじ」と業務委託契約を締結しました。
本取り組みは、農業未経験者でも始められる設備と仕組みを提供し、「地方に仕事と暮らしを同時に創出する」新たな移住受け入れのかたちを実現するものです。

背景:空き家と食料の“もったいない”を価値に変える

日本の食料自給率は、2023年時点でカロリーベース38%にとどまり、安定的な国内生産体制の確立が喫緊の課題となっています。さらに近年では、猛暑や豪雨、季節外れの寒暖差といった気候変動の影響が農業生産に深刻なリスクをもたらしており、従来の露地栽培に依存しない持続可能な生産手法の必要性が高まっています。
一方、地方では活用されない空き物件が年々増加し、移住を希望する人々にとっても、「生活の基盤となる仕事の選択肢が限られている」ことが、定住をためらう要因のひとつとなっています。
こうした課題に対し、当社は、南あわじ市内の空き物件を再生し、完全屋内型の水耕栽培設備を導入。その施設を「あわじのはたけ」と名付け、空間と仕事、そして暮らしが一体となった新たな地域の営みをかたちにしてきました。
そしてこのたび、本取り組みをさらに推進すべく、都市部から移住した2名の方に、栽培から販売までのすべてを担っていただくこととなりました。

「あわじのはたけ」の日々の運営を担うのは、都市部から移住してきた大野さんと高桑さんによるチーム「S’n’Sベジファーム南あわじ」。合同会社ばとんとの契約により、栽培・収穫・販売を業務委託として担い、販売利益を報酬とする出来高制で運営されています。初期費用のハードルを下げるため、地代・光熱費は一定期間ばとん側が負担。一方で、種苗・資材などの運営コストはチームが担うことで、実践的かつ自立的な農業経営の感覚を育む構造となっています。

詳細は下記プレスリリースをご覧ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000066387.html